京都の国語教室、ことのは二条国語教室のブログへようこそ。今日は、ことのは二条国語教室の指導コンセプトについて書きます。
私たち日本には、国語の力を伸ばす素材がいっぱいあります。その素材の一つが、昔から日本に伝わる物語です。このテキストは、その物語を自分で書くことで、国語の力を伸ばすコンセプトという考えから作られました。
さて、この物語には、起承転結という日本には昔からある有名な物語の型があります。この起承転結は、最近のロジカルな文章展開(論理的文章展開)というプレゼンテーション用の文の型から見ると、古い文章の型だといわれますが、全くそんなことはありません。起承転結の型をしっかりマスターし、モン物語を書き、それからロジカルな文章展開を学んでいくのが大切だと考えています。(ちなみに、小学高学年からは、ロジカル表現学習も徹底的にしています)
まず物語を書いてみましょう。主人公は、あなたです。いろいろな場所やいろいろな冒険、いろいろな人々との出会いと別れ、味方や敵の登場など、物語の世界は、とても楽しい世界なのです。
そして、物語を書くことは、考える力・想像する力・創造する力そして書く力を育てます。書く力は、読む力を作り、国語の総合的な力を伸ばします。そして、その国語の力がすべての学習の基礎となるのです。