物語には、『起承転結』という型があります。もともとは、中国の
漢詩
という詩の組み立てから生まれた型ですね。
起きて承って転じて結ぶ という文の流れです。だから、起承転結!
書いてても読んでても、すっきりする!それが起承転結です。
子どもたちが大好きなヒーロー(ヒロイン)もののお話も、この
起承転結です。つまり、
起:ヒーローの誕生
承:ヒーローの持つ不思議な力の紹介
転:悪の登場と対決
結:ヒーローの勝利と平和
と、ざっとこんな感じでしょうか。ヒーローが必ず勝つというお決まりの
パターンですが・・・実は大人もこれが安心なんです。
プロ野球なんか典型的ですね。
起:序盤の攻防
承:先制点を取り、味方のリード
転:相手に逆転されピンチに
結:さよなら逆転ホームランで大勝利!
ひいきのチームは、ヒーローですから、まさに勝利の起承転結!
でも、この起承転結が完成しないと、ガッカリとなるわけです。
つまり、
起承転結こそが、心を満たすカタチなんでしょうね。
だから、子どもたちには、この起承転結をしっかり書いてもらいます。
すると、