読書感想文というと多くの子どもたちはあまりいいイメージがないみたいです。読書は好きですが、感想文を書くのは嫌ですという子どもさんも実に多いというのが現状でしょう。これは、読書感想文の書き方をしっかり学ばず、ただ書きましょう、コンクールがあるから書きなさい・・・というような教育のためだと個人的には思います。さて感想文で一番難しいのは最初の書き出しです。作文に比べ、この書き出しが難しいというのが感想文嫌いを多くしているのだと思います。どんなことから書いたらいいのかわからないから、全く書き出せないという姿を私は教室内で多く目にしてきました。決して決まった書き出しがあるわけではありませんが、代表的な書き出しを書いてみます。参考にしてみてください。

 ・本の内容を具体的に紹介することから書き出す。
 ・その本をなぜ読むことになったのかというきっかけから書き出す。
 ・いきなり気持ち言葉を使って本全体の感想から書き出す。

 ことのは国語教室の『実践!国語』は、徹底的に読んで書く教室です。読まないと読めるようになりませんし、書かないと書けるようにはなりません。つまり、実践です。

kotonoha[1]