物語文を読んだり書いたりする時に、主役つまり主人公と、脇役つまりそうでない人物たちの関係を見つける、あるいは関係を作ることはとても重要です。主人公は物語の中心人物、その言動が物語の流れを作っていく人物です。脇役たちは、その主人公を助ける(サポートする)か攻撃するかに分かれます。脇役と主人公との関係も物語の流れを決める大きな要因となります。これら登場人物をしっかりと把握することで、物語の流れや構成がつかめ、読めるようになり書けるようになるわけです。物語を読んだり書いたりする時は、登場人物に意識を集中させましょう。
 さて年末になり、テレビなどでは楽しいドラマや映画やアニメが放送されます。本だけでなく、これらの媒体でも登場人物の関係把握は重要です。この関係が把握できなければ、内容が理解できないからです。いったい何者?とならないようにしましょう。

img009 ことのは国語教室の年末年始のお休み

  12月30日(日)~1月3日(木)

 1月4日から体験学習など受付を開始します。