読解力と読書、国語学習の永遠のテーマです。読解力がないから読書をしなさいというアドバイスもよく聞かれます。では、読書をすれば読解力は上がるのでしょうか。読解力がないから読書が嫌になるというのが現実ではないでしょうか。私は、読解力と読書とのつながりはあるようでないと思っています。読解は字のごとく読み解くです。しかし、読書は楽しんで書を読むなのです。つまり、読解は情報戦ですが読書は娯楽なのです。(但し、この場合の読書は小学生対象の物語です。)本の世界を楽しんでいるうちに、読み解く力が身に付くともいえますが、読み解く力、読解という情報戦はそう甘くはないのです。
 ことのは国語教室では、短めの文を読み解き、要約する練習を行っています。この練習を行うことで、国語力が上がってくるのです。

kotonoha[1]